TROUBLESHOOTING

繋がらないときは、
上流から順に切り分ける

やみくもに再起動を繰り返しても原因は分かりません。「どこまでは正常か」を外側から順に確かめていくと、数分で範囲が絞れます。

まずランプ機器の状態を読む
次に有線Wi-Fiを切り離す
最後に障害情報自分側か外側か
STEP BY STEP

この順番で確認する

01

ONU・ルーターのランプを見る

最初に見るのは画面ではなく機器です。光回線の状態を示すランプが消灯・赤点灯・点滅になっていれば、宅内の設定ではなく回線側の問題である可能性が高くなります。ランプの意味は機器のラベルや取扱説明書に記載されています。

02

スマホとパソコン、両方で試す

1台だけ繋がらないなら、その端末側の問題です。全部の端末が繋がらないなら、ルーターから先が原因と判断できます。ここで範囲が半分に絞れます。

03

スマホのモバイル回線で確認する

Wi-Fiを切ってモバイル通信に切り替え、同じサイトが見られるか確認します。見られるなら、その先のサービス自体は生きています。自宅の回線側が原因だと切り分けられます。

04

有線でつないでみる

パソコンをLANケーブルでルーターに直結して確認します。有線で繋がるならWi-Fiの問題、有線でも繋がらないなら回線かルーターの問題です。ここが最も効く切り分けです。

05

正しい順番で再起動する

順番があります。すべての電源を抜き、ONU → ルーター → 端末の順に、1台ずつ時間をあけて電源を戻します。同時に入れると、上流の準備が終わる前に下流が動き出して失敗することがあります。

06

障害情報を確認する

事業者の公式サイトには障害・メンテナンス情報のページがあります。地域一帯の障害なら待つしかありません。ここを先に見ておくと、無駄な作業を省けます

SYMPTOMS

症状別に見当をつける

🔌

完全に繋がらない

ランプの状態を最優先で確認します。光の状態を示すランプが正常でなければ、宅内側でできることは限られます。ケーブルの抜けや断線、停電後の復帰失敗も疑ってください。

📉

夜だけ遅い

利用が集中する時間帯の混雑が典型です。接続方式がIPv6 IPoEになっているかを確認してください。詳しくはIPv6の解説速度比較へ。

📶

部屋によって切れる

回線ではなくWi-Fiの電波の問題です。ルーターの設置場所、2.4GHzと5GHzの使い分け、中継機の追加で改善することがあります。ルーター選びも参考にしてください。

🔁

ときどき切れる

機器の熱、電源タップの接触、ファームウェアの古さが原因になることがあります。設置場所の通気と、ルーターの更新状況を確認してください。

🎮

ゲームだけ不安定

速度ではなく応答時間や経路の問題であることがあります。有線接続を優先し、ゲーム向けの解説もご覧ください。

🏢

集合住宅で常に遅い

建物内の配線方式が上限になっている場合があります。共用部の設備は個人では変えられないため、マンションの解説で条件を確認してください。

BEFORE YOU CALL

問い合わせる前に用意すること

サポートに連絡するときは、次の情報があると原因の特定が早くなります。

契約者名・お客様番号(請求書やマイページで確認)
いつから、どのくらいの頻度で起きているか
ランプの状態(何色が点灯・点滅・消灯か)
有線でも起きるか、Wi-Fiだけか
全部の端末か、特定の端末だけか
すでに試したこと(再起動、ケーブル差し直しなど)
DON'TS

やらないほうがいいこと

設定を手当たり次第に変える

元の状態が分からなくなると、復旧がかえって難しくなります。変更するなら、変える前の値を控えてから1つずつ試してください。

ONUを分解・移動する

光ケーブルは折り曲げに弱く、無理に動かすと断線します。レンタル機器の破損は費用の対象になることがあります。

すぐに乗り換えを決める

建物の配線方式や宅内のWi-Fiが原因の場合、事業者を変えても改善しません。原因を切り分けてから判断してください。

不安をあおる訪問業者に応じる

「回線が古いので工事が必要」といった訪問には即答せず、契約中の事業者の窓口で事実を確認してください。

FAQ

よくある質問

Q. 再起動は何度もやっていいですか?

数回試して改善しないなら、繰り返しても効果は期待できません。切り分けの手順に移ってください。

Q. ルーターの寿命はありますか?

長期間使用した機器は、発熱や部品の劣化で不安定になることがあります。何をしても頻繁に切れる場合は、機器の交換を検討する価値があります。

Q. 速度が契約どおり出ません。

記載されている速度は規格上の最大値であり、実際の値とは異なります。有線での実測値を複数回・時間帯を変えて測り、判断材料にしてください。

Q. 改善しない場合は乗り換えるべき?

切り分けの結果、回線側や建物側に原因があると分かった場合は、乗り換えが有効なことがあります。手順は乗り換えガイドで解説しています。

原因が回線側だったら、乗り換えを検討する

工事の有無と実質総額を確認したうえで判断してください。

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